名古屋城 ついに公開 本丸御殿!(その4)
(前回のつづき)
名古屋城 本丸御殿で上洛殿の見学を終えたひろまる。
しかし、本丸御殿にはまだ見られる場所があるのです。
〜

表書院・対面所・上洛殿 以外にもまだある本丸御殿。
そのひとつが天守閣側に歩いたところにあるここ。

上台所(かみだいどころ)です。
上台所は、将軍専用の食事を作る建物。
火を使うため、天井には煙出しがあり、屋根は本瓦葺き(ほんかわらぶき)になっています。
※庇(ひさし)のみ杮葺き(こけらぶき)
今はミュージアムショップになっているぞ。

つづいてやってきたのはこちら。
玄関・車寄せの横で受付を済ませ…

いままで入れなかった本丸御殿の奥へ外から進むぞ。

現れたのは湯殿書院(ゆどのしょいん)と黒木書院(くろきしょいん)への入口です。
上洛殿とくっついている建物ですが、狭いため入場制限があり、ここから中へ入ります。

まずは湯殿書院から。

湯殿書院は、将軍専用の風呂場。
お風呂といっても湯船があるわけじゃなく、蒸し風呂です。
広い部屋の中に屋根付きの小部屋があるぞ。

唐破風(からはふ)付の風呂屋形。
後ろにかまどが設置されていて、湯を沸かした湯気を屋形内に引き込みます。
今でいうサウナだね。
もうちょっと広い方が良さそうだけど、将軍様ひとりが入るにはちょうど良いのかな?

となりには将軍の休息用の部屋も3部屋あります。

次は黒木書院。

黒木書院は、本丸御殿でもっとも小規模な建物。

ここは部材に松が使われているのが特徴。
松は徐々に黒くなってくるそうなので黒木書院と呼ばれるのかな?
ちなみに本丸御殿の他の部屋は檜造りです。

清洲城にあった徳川家康の宿舎を移築したとの伝承もあります。
〜

以上で今回の「名古屋城 本丸御殿」訪問記は終了です。
今は天守閣内には入れませんが、豪華絢爛な本丸御殿や城外の金シャチ横丁など新しい見どころもできた名古屋城。
ぜひ、行ってみてくださいね!
(おわり)
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■参考
■関連記事
■名古屋城 基本情報
開園時間:9:00〜16:30(本丸御殿への入場は16:00まで)
休園日:年末年始
観覧料:大人500円
アクセス(電車):地下鉄名城線「市役所」駅下車、7番出口より徒歩約5分
アクセス(車):名古屋高速都心環状線「丸の内」出口より北へ約5分
駐車場:あり(有料)
※実際に訪れる際には公式HP等の最新情報をご確認ください
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- 2018.07.16 Monday
- 東海のお城
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- by ひろまる